

SGLT-2阻害剤のその後
SGLT-2阻害剤を使用していて面白い現象が得られた。血糖値が100mg/dlでも尿糖3+の場合があるし、逆に血糖値が300mg/dlの場合でも尿糖1+程度のことがある。SGLT-2阻害剤使用時、高血糖で尿糖は増すとされているが、これらのケースでは薬効に反している。...


現時点での肥満に対する薬物療法
肥満というのは遺伝的な素因がなければ食習慣が問題になる。人間は摂取したエネルギーを体脂肪という形で蓄積している。基本的に消費エネルギーと摂取エネルギーは甲状腺ホルモンなどの作用によりバランスしているが、ストレスなどで過食方向に向くことがある。サノレックスは亢進した食欲を抑制...