

NAFLD(非アルコール性脂肪肝)において低ALBは肝障害悪化の要因になる
アンモニア値正常、ヒアルロン酸値正常のNAFLDを数多く見ているとALB値4.1g/dl以下の低ALB血症の症例が多い。LCステージに達してないことよりタンパク質の合成障害というより特に動物性タンパク質の摂取不足が考えられる。ダメージを受けた肝細胞の修復する材料が動物性タン...


サルコペニアの体組成の補正
サルコペニア体型を示す糖尿病患者の体組成をタニタで求め、さらにALBとMCVで補正した。その患者は64歳男性、糖尿病歴20年以上、身長165cm、体重47.6kgである。まずタニタの体組成計で彼の体脂肪は3.5kgであったたが、ALB4.7、MCV90で補正したところ-3....


タニタの体組成計を補正する
タニタの体組成計は誤差が非常に多いと述べた。90%はデタラメであるといっても過言ではない。特にICWはかなり低く出る。その結果ECW/TBWは48~50%などと生理学的にあり得ない数値が出る。ということは体脂肪量も多めにでる。体脂肪率も当然高くなる。そのため、当院ではALB...